【著作】Dr.シャインの実践:対話型プロセス・コンサルテーション
B5・96ページ
定価 本体2000円+税
E.H. シャイン 著
小林 基男 著
重松 健司 著
松本 美央 訳・編集
2019/08/16 出版
ISBN9784561247180
白桃書房
英治出版刊行の『謙虚なコンサルティング』などで一般の読者にも広く知られるようになったエドガー・シャイン。これらのシリーズの元になっている学術的な研究をまとめたものが弊社刊行の『プロセス・コンサルテーション』(2002年刊行)で、刊行当初から専門家に高く評価されてきたが、英治出版の本をきっかけに、この本に手を伸ばす読者も多く見られた。
本書のタイトルにも使われている方法論「プロセス・コンサルテーション」は、高度なサービスを提供する人とそのクライアントの依存関係を排し、実際にクライアントを変化にどのように導くのか、ということをテーマにしており、ビジネスに限らず、医療や看護、教育などの幅広い分野で注目されている理論である。その一方で、汎用性の高さゆえ、実際にどのように取り組んでよいのかが分かりにくいという声もよく聞かれる。本書は、実際にこの手法を用い営業組織のコンサルティングに取り組んでいる事例を元に、その活用の実際を解説。図表が多く、凝縮された内容で読みやすく、実地で参考になるよう工夫されている。
好評を博している『シャイン博士が語る』シリーズの第3弾で、シャインの方法論を現場で活用しようと考えている方に最適。